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【山菜採りの夫婦 倒木の下敷きで死亡 兵庫・多可町 何が起こるか解らない山編!!

兵庫県多可町の山の中で、山菜取りをしていた70代の夫婦が倒れてきた木の下敷きになり、その後、2人の死亡が確認されました。

27日午後6時前、兵庫県多可町加美区三谷の山の中で夫婦で山菜取りをしていた男性(79)から、「木が倒れてきて挟まれて、けがをした」と消防に通報がありました。

消防などが駆けつけたところ、山道からおよそ100メートル入った場所で高橋博幸さん(79)が右足にけがしていて、妻の澄子さん(75)は意識不明の状態だったということです。2人は病院に搬送されましたが、その後、2人とも死亡が確認されました。

警察などによりますと、この付近ではスギの木などを間引きする伐採などが行われていたということで、28日朝から現場検証を行うなどして詳しい状況を調べています。

【「安全管理規程に数字を書いていない」観光船会社社長の発言に波紋 知床半島では国交省による緊急点検も ブラック企業と言われて笑ってる場合ですか?!】


北海道・知床沖で遭難した観光船の会社の社長が、27日の会見で船を出す判断の基準を盛り込む「安全管理規程に数字を書いていない」と発言したことで関係者の間に波紋が広がっています。

土下座で始まった27日の会見。運航会社の桂田精一社長は「安全管理規程」について問われると・・・。

運航会社「知床遊覧船」 桂田精一社長
「波が1メートル以上で欠航。風速8メートル以上で欠航。視界が300メートル以上ないと出航できない」

観光船の運航業者は出航の判断基準を定めた「安全管理規程」を国土交通省に届け出ることになっています。書類には風速・波の高さ・視界など具体的な数字を記入する欄があります。

欠航の基準を決めているのになぜ出航したのか。追及された桂田社長が明かしました。

運航会社「知床遊覧船」 桂田精一社長
「さっき話した(波)1メートル、(風速)8メートル、(視界)300メートルというのは安全管理規程には書いていない。各社小型船舶の中で暗黙の了解みたいなものがあって」

業界の慣習で具体的な数字を記入していなかったというのです。この発言を受けて28日、国交大臣は。

斉藤鉄夫国交大臣
「社長は数字についてあるのかないのか、あやふやな受け答えをしている場面も見たが、数字を明記した安全管理規程がある。その徹底について国土交通省としても常に指導をしているところ」

事故を受けて知床半島では28日、国交省による観光船の緊急点検が行われました。そこで。

羅臼町の観光船船長
「きちんとな、何回も言ってる。書面ばかり(の検査)ばかりやるから事故が起きる。衛星電話が通じるとか1回ずつやらないからこうなるんだ」

激しい言葉で実効性のある検査を訴えたこの業者。「安全管理規程」に具体的な数字を記入していると言います。

羅臼町の観光船船長
「(安全管理規程)超えたら戻って来なさいよって。これだったら出港を控えなさいとか。(事故が起きた)ウトロもこれは当然あったし全国の旅客船と名の付く者はみんな」

型どおりの点検に憤る船長。今回の事故は「観光船」の安全管理に問題を投げかけています。